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番号:A035 レアリティ:★★★ コスト:7 属性:黒 分類:男性 識別:A035 配置:全て ステータス LV 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 HP 100 104 108 112 116 120 124 128 132 140 AT 80 81 83 84 86 88 89 91 92 96 AG 18 18 18 18 18 18 18 18 18 18 カード説明 知性と力を兼ね備えた伝説の英雄。ゴルゴンを退治し、ペガサスにまたがったその姿に人々は敬意を表したと言う。 行動 特技:メデューサの首(ゲージ:3) 範囲内の生存している敵からランダムに1体、戦闘不能にする 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:絶対 攻撃範囲 ■□□ ■□□ ■□□ 前列:英雄の一撃 前面の敵にクリティカル率の高いATのダメージを与える 発動確率:100% 効果1属性:黒 効果1範囲:相対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 □□□ 60% ×1.0 ■□□ 30% ×1.5 □□□ 10% ×2.0 考察 現段階でRスルトと並んで最高のATを持つが、代わりにHPがとても低いというピーキーな性能を持つ。 ただしHPについてはRで前列攻撃しか持たない故か、+10されている上にLVアップによる上昇量が多め(LV9で1.4倍)などの 救済措置が取られている。 しかしながらあまり人気の無いカード。HPが低いことはともかく、やはり前列でしか行動できない上にコストが重いのが原因だろう。 そもそも錬金できないRのLVなどそう簡単に上げられるものではない。 特技:敵前列の生存敵からランダムに即死 対象は選べないが、前列に敵が居さえすれば必中になるように変更された。 前列攻撃の時点で即死級の威力を持つためやはり微妙な感はあるが、苦手な緑属性でも問題なく通るのが利点。 前列:黒属性の単体攻撃 その威力はLV9のR青龍を4割の確率で一撃という脅威の単体攻撃。ただしサイドアタックの場合この限りではない。 基本的に単発攻撃はあまり推奨されないため、威力が高いとはいえ使いやすいとは言い難い。 超低HPのせいで倒されやすいのも大きな欠点。 コスト無制限の限定戦なら、HPの低さを活かして配置制限のあるカードの前に置く手もある。 関連ページ 【第1弾】古のオリンポス Cペルセウス EX/Rペルセウス SRアテナ・・・盾を借りる SRハデス・・・兜を借りる Rペガサス・・・騎乗馬
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曲剣 コメント 曲剣 ファルシオン 筋要 技要 理要 信要 種類:曲剣 9 13 - - 攻撃属性:斬 筋補 技補 魔補 炎補 雷補 闇補 強化:楔石 E B - - - - 入手場所・備考 物攻 魔攻 炎攻 雷攻 闇攻 毒攻 血攻 反撃 強靭 射程 詠唱 120 0 0 0 0 0 0 110 20 0 0 物防 魔防 炎防 雷防 闇防 毒防 血防 石防 呪防 受け 耐久 重量 45 10 30 30 20 15 15 15 15 30 45 2.5 ショーテル 筋要 技要 理要 信要 種類:曲剣 10 16 - - 攻撃属性:斬 筋補 技補 魔補 炎補 雷補 闇補 強化:楔石 E C - - - - 入手場所・備考 物攻 魔攻 炎攻 雷攻 闇攻 毒攻 血攻 反撃 強靭 射程 詠唱 110 0 0 0 0 0 0 110 15 0 0 物防 魔防 炎防 雷防 闇防 毒防 血防 石防 呪防 受け 耐久 重量 45 10 30 30 20 15 15 15 15 30 45 2.5 シミター 筋要 技要 理要 信要 種類:曲剣 7 16 - - 攻撃属性:斬 筋補 技補 魔補 炎補 雷補 闇補 強化:楔石 E B - - - - 入手場所・備考 物攻 魔攻 炎攻 雷攻 闇攻 毒攻 血攻 反撃 強靭 射程 詠唱 105 0 0 0 0 0 0 110 20 0 0 物防 魔防 炎防 雷防 闇防 毒防 血防 石防 呪防 受け 耐久 重量 45 10 30 30 20 15 25 15 15 30 40 1.5 ミルの曲剣 筋要 技要 理要 信要 種類:曲剣 12 9 - - 攻撃属性:斬 筋補 技補 魔補 炎補 雷補 闇補 強化:楔石 D C - - - - 入手場所・備考 物攻 魔攻 炎攻 雷攻 闇攻 毒攻 血攻 反撃 強靭 射程 詠唱 105 0 0 0 0 0 0 100 15 0 0 物防 魔防 炎防 雷防 闇防 毒防 血防 石防 呪防 受け 耐久 重量 45 10 30 30 20 15 15 15 15 30 50 4.0 赤錆の曲剣 筋要 技要 理要 信要 種類:曲剣 18 15 - - 攻撃属性:斬 筋補 技補 魔補 炎補 雷補 闇補 強化:光る楔石 C E - - - - 入手場所・備考 物攻 魔攻 炎攻 雷攻 闇攻 毒攻 血攻 反撃 強靭 射程 詠唱 160 0 0 0 0 0 0 100 25 0 0 物防 魔防 炎防 雷防 闇防 毒防 血防 石防 呪防 受け 耐久 重量 45 10 30 30 20 15 15 15 15 30 60 6.0 コメント 名前
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アルセウスの入手方法は今の所、改造による プログラムや、レポートの改造しかありません。 セーブデータの改造はデータが消える可能性がある為、絶対にやらないで下さい。データが消えたりしても自業自得です。
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属性 斬 色 青 アクション属性 貫衝 アクションAP +300 LBX ペルセウス 真剣ジャスティス Lv0 1000 Lv4 1800 Lv6 2300 プロモーションカードで登場したペルセウス。 次世代ワールドホビーフェア 12winterの配布カード
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天煌の神剣 ペルセウス 光属性 リゾネイター:天使 (光)(光)(3)/ATK 900/DEF 700 【飛翔】 【指定攻撃】 ヴァルハラの光芒で登場した光属性 天使のリゾネイター。 ペルセウス(古希 Περσεύς, Perseus)は、ギリシア神話に登場するゼウスとダナエー(アルゴスの王アクリシオスの娘)の子である半神の英雄。 メドゥーサを倒した逸話を持つ。死後はアテーナーにより天に上げられ、ペルセウス座となった。 収録パック等 ヴァルハラの光芒 3-007 C
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番号:EX015 レアリティ:★★★ コスト:5 属性:黒 分類:男性 識別:A035 配置:全て ステータス LV 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 HP 120 122 124 127 129 132 134 136 139 144 AT 50 51 52 53 54 55 56 57 58 60 AG 31 31 31 31 31 31 31 31 31 31 カード説明 知性に優れた伝説の英雄。アテナの神託に従ったペルセウスは、アイギスの盾とヘルメスのサンダル、ハデスの兜を手にし、メデューサの首を切り落とすことに成功する。さらにポセイドンの怒りを買ったカシオペアの娘であるアンドロメダを怪物から助け、アンドロメダを妻に迎えたという。 行動 特技:ハデスの兜(ゲージ:4) 自身への攻撃と回復とステータス変化を無効にする(3ターン) 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:相対 攻撃範囲 □□□ □●□ □□□ 前列:英雄の斬撃 範囲内の敵にAT×0.45のダメージを与える 発動確率:100% 効果1属性:黒 効果1範囲:絶対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 ■■■ 60% ×0.45 □□□ 30% ×0.54 ■■■ 10% ×0.7 中列:アイギスの盾 自身への攻撃を反射する(1ターン) 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:相対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 □□□ 100% ×1.0 □●□ □□□ 後列:メデューサの首 敵全体からランダムに1体、戦闘不能にする 発動確率:95% 効果1属性:無 効果1範囲:絶対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 ■■■ 100% ×1.0 ■■■ ■■■ 考察 Rペルセウスのリメイク。 「頭も使うんだ!」のセリフが嘘のような脳筋っぷりから一転して、様々な道具を使いこなすテクニカルファイターとなった。 逆に言えば、それぞれの行動が全く異なっているので、隊列を崩されると弱くなる面も。 フラッシュをONにしておくと腕の筋肉が膨張するというかつて無いアニメーションを見ることが出来る。 特技:自身無敵 持続も普通な無敵効果。 ペルセウス自身の行動と噛み合っているとは言い難く、基本的に一時的な延命にしかならないが、 即死デッキで必殺技を天空の裁きにしている場合は中列技と合わせて相手にとってかなり厄介な効果になる。 前列:黒属性の両サイド突進 珍しい2列攻撃。威力はSRアグニと比べて低いが、6マス攻撃と考えると普通か。 この列に来ると相手前列中央に攻撃できないため詰みの可能性が出てくるが、威光デッキや青単ならモロに入ることもある。 中列:自身攻撃反射 持続1ターンの反射。AGはそこそこあるので加速を用いなくとも対抗できる相手はそれなりに多い。 後列:敵全体からランダムに即死 メインとなる行動だろう。Rヘル、UCヘルやSR運命の三姉妹等より発動率が高く、相手のデッキを崩す能力はかなり高い。 それらのカード全てと併用する超即死デッキは運の要素が強いものの、狙って対抗しにくく非常にいやらしい構成となっている。 ただし第5弾で守命や即死無効が登場して少々落ち着いた。 関連ページ 【第1弾】エクストラ Rペルセウス
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▼タグ一覧 バッドヴィリーム 占星術 星属性 無くしたと思っていた。もう二度とこの手には戻らないと諦めていた。 しかし、私の前に現れた彼女は言った。 "今からでも、遅くはありませんよ"と… 次回、バッドヴィリーム編・第6話 『華 や か な る 仁 者 へ の 嫉 妬』 希望の一針が、心の鎧を砕く。 "それ"は、星座が導くハルマゲドンのユメ 「恨みゆく星座!滅びゆく文明!リムペルセウス!」 対応するヴィリームはリムイノセンス。ユメの形は【奪われたものを取り戻したい】。黒薔薇の紋様は左肩。 緑色の修道服に身を包み、服の至る所に星座の模様が描かれている。 星座となる星を自在に操る能力を持ち、地球へ隕石のようにぶつける事も可能。 何故かイノセンスと違って昆虫が苦手。性格は一見おしとやかだが実は…。 必殺技は【バッドウィル・ペルセウス・コペルニクス】 自身の周囲に水星・金星・火星・木星・土星の五つの星を出現させ、その配置により様々な効果を発動させる。 「もうじき幻想町に、カシオペア座と南十字星が舞い降りるわ…」 「織姫と彦星も、私にかかればずっと一緒にいられるわ…」 「私を本気で怒らせたみたいね…、どうなるか教えてあげるわ!」 「…今なら、あの星にも手が届くと…思ったのに…」
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「成る程、斧と鎌か」 ―――面倒な、ランサーは胃の腑の裡で毒づいた。 打ち割り、引き裂く。 この奇剣は刃を返すことで性質を大きく切り替えるのなのだろう クエスチョンマークのように刀身半ばから大きく湾曲した異形は一見祭具かなにかと思ったが なかなかどうして良くできている 「驚いたな、僅か三合でコイツを見切るとは思わなかったぞ?」 セイバーは曲剣を担いでニタニタと笑っていた 全くの自然体 ランサーの殺気を真っ向から受けて尚、鎌剣の担い手は飄々とした姿勢を崩さない ―――面倒な とは言えセイバーとしても内心、そう穏やかではなかった 僅か三合で、とは言ったもののむしろ三合も振らされた事自体、想定外なのだ 出会ってすぐに二騎は闘争を開始した そして初手から全ての攻撃は彼のペースであったのだ セイバーの宝具は一刀掠りさえすれば大きなアドバンテージを獲得できる にもかかわらず実質的に不治の損耗を与える鎌剣は銀髪の槍兵に額に僅かな切り傷を刻むのみに留まった 待たれた、セイバーはそう直感でそう理解した ランサーはこの曲剣の癖を掴むために敢えてこちらの剣を受けたのだろう 特筆すべきは一級の英霊たるセイバーの、全霊を以てした剣撃を受けきったその手並みだ 徹底的に死角から忍び寄る虚実兼ねた斬撃を、反応速度と身体機能のみを恃みに捌き落としたのだ 推定ではあるがランサーの純粋な身体能力はバーサーカークラスのそれに比肩すると見て相違ない 凄まじい敵手である あの三匹の魔女どもや大鯨など比べ物にならぬ程の 「賛辞をくれてやる、セイバー。そなた程の武人は我が騎士団にも十人といまい」 傲慢な笑み。 銀髪の槍騎士は得物の石突きで地面を掻く。 槍の穂先が仄かに青く輝いた。 「賛辞に聞こえんぞランサー。貴様はどうやら喉笛を裂かれねば力量を計れぬと見える」 無論セイバーとてランサーの軽口を大真面目に受け取ったわけではない。 が、上から物を言われて流せるほどの器量は自身にはないというのも理解していた。 セイバーは背負っていた円盾を左手に構え、腰を落とす。 「よもや今までで僕の全てを見切ったつもりではあるまいな?」 何よりここまでの手練れ、既に宝具を隠しての戦闘には限界がある。 「ほう、まだ先があるか。そうであろうな」 防御姿勢をとったセイバーの姿を見てもなお、ランサーの視線に焦りは見えない。 「次は飛翔でもしてみるか? 蛇殺し」 ニタリ、とランサーは口元を歪めた。 「っ!?」 真名が、割れている。その事実にセイバーは驚愕を隠せない。 「漸く表情が崩れたな、"アルゴス"のペルセウス」 そう言い終わるや否や、ランサーは信じられぬような速度で踏み込み、槍を突き込んだ。 「ぬ、う」 円盾で穂先をいなそうと体を捻る。 十全に加速を得た突進は盾越しからの打撃でも十分すぎるほど、セイバーの身を打ち据える。 続いて襲い来る石突きでの打撃をセイバーは鎌剣の内刃で受け止めた。 湾曲した刀身で槍の柄を絡めとり、円盾を押し込んで対手を潰さんと圧力をかける。 「貴様ァァァッ!」 自身のトラウマを抉られたセイバーは吼えた。 「自らの罪をなじられるのは堪えるようだなセイバー」 ランサーの口元から嘲笑が漏れる。 盾の向こうからでも表情が透けて見えるような悪意を載せた嘲笑であった。 「やはり冷血の英雄であろうが祖父を殺めたというのは罪悪を感じていると見える」 (黙れ) 沸き上がる怒りを飲み込み、腹の奥で魔力に変換する。 (黙れェッ!) 「天駆ける白鷲(タラリア)ァッ!」 宝具解放、セイバーの両足から猛禽の翼が生え、大地を踏み割った。 「ぬ、ぅ」 苦悶を上げたのはランサーであった。 痩躯のセイバーから発せられた莫大な推力に体を崩され、突き飛ばされる。 セイバーが行ったのは宝具による二段跳躍であり。 至近距離による瞬間的な連続ステップにより多大な運動量を生み出したのだ。 青銅の塊である円盾で強かに体を跳ね上げられ、宙を舞った。 「ランサー、よもやここまでの屈辱を与えておいて、ただで死ねると思うなよ?」 無理な体制で着地し、膝を屈していた憎き槍兵に曲刀を向け、怒りを吐き出す。 「ふん、手段を選ばぬと恐れられた怪物殺しの英雄が、この程度で怒り狂うとはな」 大質量で殴打されてなお、減らず口を叩くランサーにセイバーは更に憎悪を燃え上がらせた。 円盾での打撃は紛れもなく肋骨を数本、砕いた筈である。
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「成る程、斧と鎌か」 ―――面倒な、ランサーは胃の腑の裡で毒づいた。 打ち割り、引き裂く。 この奇剣は刃を返すことで性質を大きく切り替えるのなのだろう クエスチョンマークのように刀身半ばから大きく湾曲した異形は一見祭具かなにかと思ったが なかなかどうして良くできている 「驚いたな、僅か三合でコイツを見切るとは思わなかったぞ?」 セイバーは曲剣を担いでニタニタと笑っていた 全くの自然体 ランサーの殺気を真っ向から受けて尚、鎌剣の担い手は飄々とした姿勢を崩さない ―――面倒な とは言えセイバーとしても内心、そう穏やかではなかった 僅か三合で、とは言ったもののむしろ三合も振らされた事自体、想定外なのだ 出会ってすぐに二騎は闘争を開始した そして初手から全ての攻撃は彼のペースであったのだ セイバーの宝具は一刀掠りさえすれば大きなアドバンテージを獲得できる にもかかわらず実質的に不治の損耗を与える鎌剣は銀髪の槍兵に額に僅かな切り傷を刻むのみに留まった 待たれた、セイバーはそう直感でそう理解した ランサーはこの曲剣の癖を掴むために敢えてこちらの剣を受けたのだろう 特筆すべきは一級の英霊たるセイバーの、全霊を以てした剣撃を受けきったその手並みだ 徹底的に死角から忍び寄る虚実兼ねた斬撃を、反応速度と身体機能のみを恃みに捌き落としたのだ 推定ではあるがランサーの純粋な身体能力はバーサーカークラスのそれに比肩すると見て相違ない 凄まじい敵手である あの三匹の魔女どもや大鯨など比べ物にならぬ程の 「賛辞をくれてやる、セイバー。そなた程の武人は我が騎士団にも十人といまい」 傲慢な笑み。 銀髪の槍騎士は得物の石突きで地面を掻く。 槍の穂先が仄かに青く輝いた。 「賛辞に聞こえんぞランサー。貴様はどうやら喉笛を裂かれねば力量を計れぬと見える」 無論セイバーとてランサーの軽口を大真面目に受け取ったわけではない。 が、上から物を言われて流せるほどの器量は自身にはないというのも理解していた。 セイバーは背負っていた円盾を左手に構え、腰を落とす。 「よもや今までで僕の全てを見切ったつもりではあるまいな?」 何よりここまでの手練れ、既に宝具を隠しての戦闘には限界がある。 「ほう、まだ先があるか。そうであろうな」 防御姿勢をとったセイバーの姿を見てもなお、ランサーの視線に焦りは見えない。 「次は飛翔でもしてみるか? 蛇殺し」 ニタリ、とランサーは口元を歪めた。 「っ!?」 真名が、割れている。その事実にセイバーは驚愕を隠せない。 「漸く表情が崩れたな、"アルゴス"のペルセウス」 そう言い終わるや否や、ランサーは信じられぬような速度で踏み込み、槍を突き込んだ。 「ぬ、う」 円盾で穂先をいなそうと体を捻る。 十全に加速を得た突進は盾越しからの打撃でも十分すぎるほど、セイバーの身を打ち据える。 続いて襲い来る石突きでの打撃をセイバーは鎌剣の内刃で受け止めた。 湾曲した刀身で槍の柄を絡めとり、円盾を押し込んで対手を潰さんと圧力をかける。 「貴様ァァァッ!」 自身のトラウマを抉られたセイバーは吼えた。 「自らの罪をなじられるのは堪えるようだなセイバー」 ランサーの口元から嘲笑が漏れる。 盾の向こうからでも表情が透けて見えるような悪意を載せた嘲笑であった。 「やはり冷血の英雄であろうが祖父を殺めたというのは罪悪を感じていると見える」 (黙れ) 沸き上がる怒りを飲み込み、腹の奥で魔力に変換する。 (黙れェッ!) 「天駆ける白鷲(タラリア)ァッ!」 宝具解放、セイバーの両足から猛禽の翼が生え、大地を踏み割った。 「ぬ、ぅ」 苦悶を上げたのはランサーであった。 痩躯のセイバーから発せられた莫大な推力に体を崩され、突き飛ばされる。 セイバーが行ったのは宝具による二段跳躍であり。 至近距離による瞬間的な連続ステップにより多大な運動量を生み出したのだ。 青銅の塊である円盾で強かに体を跳ね上げられ、宙を舞った。 「ランサー、よもやここまでの屈辱を与えておいて、ただで死ねると思うなよ?」 無理な体制で着地し、膝を屈していた憎き槍兵に曲刀を向け、怒りを吐き出す。 「ふん、手段を選ばぬと恐れられた怪物殺しの英雄が、この程度で怒り狂うとはな」 大質量で殴打されてなお、減らず口を叩くランサーにセイバーは更に憎悪を燃え上がらせた。 円盾での打撃は紛れもなく肋骨を数本、砕いた筈である。
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番号:A036 レアリティ:★ コスト:3 属性:黒 分類:男性 識別:A036 配置:全て ステータス LV 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 HP 60 61 62 63 64 66 67 68 69 72 AT 40 40 41 42 43 44 44 45 46 48 AG 16 16 16 16 16 16 16 16 16 16 カード説明 伝説の英雄であり彼の残した武功は永く語り継がれている。 行動 特技:自身強化(ゲージ:3) 自身のATを100%アップする(3ターン) 発動確率:100% 効果1属性:無 効果1範囲:相対 攻撃範囲 □□□ □●□ □□□ 前列:通常攻撃 前面の敵にATのダメージを与える 発動確率:100% 効果1属性:黒 効果1範囲:相対 攻撃範囲 クリティカル率 効果係数 □□□ 60% ×1.0 ■□□ 30% ×1.2 □□□ 10% ×1.5 考察 現状で唯一のコスト3で低HP高AT型のカード(HPのみ低いものはUCニアなどがある)。 ただでさえ低いHPがさらに低いため紙っぷりが半端ではなく、高いATを生かすのは困難。 特技:自身強化 ATが倍になる。元のATが高いので効果量も多いが、発動前に倒されてしまうか。 特技よりも純粋に殴って欲しいところである。 前列:黒属性の単体攻撃 いたって普通の通常攻撃。係数も普通。 使うなら多色デッキで特技が出ないようにしたい。 関連ページ 【第1弾】古のオリンポス Rペルセウス